松商学園応援の軌跡2003秋
常総学院の優勝で幕を閉じた夏の甲子園。しかし選手たちは早くも来年の選抜目指しスタートを
切っています。目指すは来春の選抜そして夏の全国制覇(一度でいいから優勝旗を持って「栄冠は君に輝く」で場内一周する松商の選手を見たい)。そのために今日この甲子園が終わった日から選手たちには遅れましたが、新たなページが始まります。
軟式野球部は見事全国大会へ
硬式も負けるな!
1回戦 対白馬 26対0(5回コールド)
新チームのキャプテンは熊谷君、夏の悔しさをベンチで味わいました。初戦でしたがいいスタートがきれました。
左上 記念すべき先発メンバー
JRの駅名ではありません(笑)
上 チームを引っ張る熊谷君と左腕エースの宮島君
左 一応完全試合だったような
2回戦&3回戦
2回戦は梓川高校が対戦相手。5回までは梓川の西牧君の変化球に苦しむ試合展開で緊迫したゲームが続きました。
3回戦は松本第一との代表決定戦、3番松本君が大当たりで1回の先制攻撃は見事でしたが、それ以上に第一の打撃の良さが目立つ試合になりました。松商のエース宮島君からいい当たりが飛びました。2試合ともエラーで点差が付いた感じ、松商もエラーがありました。打たれて取られる点より四球やエラーの失点が命取りの高校野球。次の試合はノーエラーを期待します。
5回までは互角の戦い 終わりまで見れませんでした
準決勝 対塚原青雲 4対3
青雲は来年夏の優勝候補となると思いますが新チームとしては初めての対決。
メンバーにキャプテンの名前がないのが気になりましたが5番清野君の打撃に期待。両投手とも不安定なピッチング。宮島君が鼻血のアクシデントもあり北原君に交代、2投手でなんとか切り抜けました。青雲の岩下君はストレートも速く、変化球の切れもいいので要注意、落ち着いて投げられたら打てそうもありません。
松商の得点はタナボタの2点が効きました。清野君いきなり3塁打性の2塁打、足が速くなるのを期待しましょう。
左上 少し代わった先発メンバー
右上 体格のいい清野君
右 勝ちは勝ち
決勝戦 対武蔵工大二高 5対5延長15回引き分け再試合のち 2対1
延長15回は甲子園の対四日市工戦以来でした。レベルはどうであれ手に汗握る(秋の大会とは思えない夏の様な暑さ)接戦。1点差の勝負はお互い収穫の多い
ゲームになりこれからにプラスになると思います。次は県大会、さらに強豪が立ちはだかる訳ですが期待したいです。1試合目はぴりっとしなかったエース宮島君、しっかりピンチを背負いながらも締めてくれ、おまけに決勝点までに貢献。茶原君の好投もありました。武蔵工大二高もおそるべし。いい投手が揃って手強くなりそう。それから補足トリビアですが場外で車の整理をしてくれていた塚原青雲の部員の「おはようございます」と言う挨拶がとても感じ良かったです。強いチームはグランド以外でも違うと感心しました。松商が相手でない時は応援しようって気になりました。
9/26からは上田で県大会。
9/26
対小諸商 7対2
いよいよ県大会。明暗を分けたのは両チームの立ち上がりでした。四球やエラーは必ず失点につながりますね。小諸商の岩崎君に松商打線も手こずりましたが追加点は怪我から復活した熊谷君の一打でした。小諸商の小林君と加藤君の三遊間の守備も光りました。一戦必勝、明日もがんばれ!
怪我から復活主将の熊谷君(上)
9/27 準々決勝
対伊那北 5対4
伊那北に2点差を付けられる後半松商を救ったのは茶原(ちゃはら)君と
樋屋(ひおく)君でした。3塁まで進めるもなかなかホームが踏めぬ得点の
チャンスを生かせない回が何度もありました。明日はさらにチャンスは
少なくなるのできっちり攻めましょう。加々島君、後半守備の調子が出て
きました。高野君明日はパスボールなしで。
9/28 代表決定戦
対諏訪清陵 15対7
久しぶりの北信越出場が決まりました!投手陣の不調、走塁ミスもありましたが
勝つ事は大事。今の松商にはそれが必要です。夏はベスト8止まりの野球部がわずか2か月あまりでこの結果、いいじゃないですか。途中ははらはらする場面あり、
清野君のホームランも決め手にならないほどの清陵の攻撃もありました。両角君は
夏のPL戦で見ましたが、これはと思う投手は佐久長聖の松崎君、長商の金子君、青雲の長谷川君以来の投手とみてこの投手から何点取れるかが勝負のカギ、松商の
今後を決めるポイントと思っていましたが7得点は予想以上。もちろん県優勝は
取るべきタイトルです。武蔵工大二高もそれは同じ。もはや中心地区の時とはお互いチームのレベルが上がっているはず。投手陣の奮起を期待します。
9/29 決勝戦
対武蔵工大二高 1対5
中信地区の再現となりましたが見事にやられました。エースの宮島君が2回持たなかった時点で勝負あり。
練習不足は取り返しが付きません。今日の他の3校の投手との差を詰めるには後1年を切った今では死に物狂いの努力しかありません。背番号1は1番努力すると言う意味もあります。ただ1年生もよく頑張ってるし。ミスしても繰り返さないようにする事が大事で、かえって本番で出なくて良かったって位、プラス思考で行きましょう。投手が抑えてリズムを作り、打線のリズムにつなげる。松商の勝ちパターンはこれで決まり!福井に行ったらどんな凄いチームが来てるか楽しみです。選抜まであと4勝。
10/3
北信越大会組み合わせ決定
松商の初戦は福井2位の足羽高校と三国運動公園野球場で12時30分からと決まりました。
準決勝で上田西と当たる!なんて展開になるといいのですが。しばらくぶりの本大会出場、レベルの高い相手と戦える事で厳しい冬の練習にやる気が出てくれればそれが一番。
守りはヒット100本打たれても四死球はゼロ、ノーエラー。バッティングはどんな球が来ようと共振せず自分のスィングで三振ならOK!失うものは何もなし、がんばれ松商(でも4つ勝ってね)
10/9
いよいよ明日の初戦が近づきました。エースナンバーは北原君に、4番は清野君、5番に樋屋君と
打順も変えていくそうです。高野君も捕手としてのリード面でかなり苦労で本来の打撃も影を潜めていた様なので
いい当たりを期待してます。
10/10 1回戦 対足羽 6対5
選手たちは一生懸命やっているのですが、観客席は心臓が口から飛び出そうな試合でした。
北原君の立ち上がりは素晴らしかったです。後は完投を目指してがんばってくれれば、
かなり守備にも余裕が出ると思います。今の戦力で粘れるのは期待が持てると感じた一戦でした。
左上 新エース北原君と、新4番清野君
上  追いつ追われつの試合結果
右  マネージャー田中君もうれしそう
10/11 準々決勝 対新潟明訓 3対5
最後の反撃も及びませんでした。本大会にそれぞれ新しいポジションをもらえた選手たちは、
それに対する気負いもあったようにも見え、なんとか結果を出さなくてはいけない難しさも感じているようで
悩める人となったような気がします。
試行錯誤の中で臨んだ大会でしたが、いろいろ為になる試合であった事は間違いありません。
新聞などではエラーが響きとかありますが、攻守でヒットを防ぐ場面もたくさんありました。
この冬の練習はかなり厳しいものになるでしょうが、ぜひがんばって乗り越えてください。
来年はどんな名前が並ぶか楽しみ
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