思えば、一年前県で優勝した時点で追う者から追われる者の立場でスタートしたチームにピリオドが。
二人の大バカ者によって、つまづきそうになったチームを大和久君はよく引っ張ってくれたと思います。もし二人が今日の結果を少しでも気にしてくれていたら。
打線はなかなか調子が上がらず、実力を出せないままの選手は悔しい思いをしたと思いますが、野球の難しさは他にも。
試合の流れ、私立校同士ならある程度実力で試合が動きますが、相手が公立校の場合は向かってくる考え方が非常にポジティブで、普段以上の力が出たりツキも味方してくれて
なぜかこちらのいい当たりが正面を突いたり、相手にはラッキーなヒットが出たり。
流れを引き戻すのが監督であったり、チームのムードメーカーやラッキーボーイだと思いますが、来夏までに、どんな場面でも実力が出し切れるほどの是非強いチームを作って
頂きたいと思います。今年の夏までは4番は山本君で良かった気もします。
エース直江君、甲子園での投球は見たかったですが、さらに高みを目指してくれそうなので、同じ3年生の悔しい気持ちを背負って次の舞台で頑張ってください。
145kのストレートも見れて良かったです。スカウトも大勢来ていました。ほぼすべてを持っている直江君、対戦校の岡谷南背番号19で2年生の飯田君とエースの山岸君は直江君にはないものを持っていたような、この試合をこれからの野球人生のターニングポイントとして活かしてほしいと思います。
野球部のみんなは松商としての伝統や期待を重い鎧のように着込んでプレーしていかなくてはならないですが、それでも力が出せるよう秋の再開を楽しみにしています。