松商野球部2013夏県大会

2回戦 赤穂 11-1    
松商野球部 松商吉川 松商川上
夏のスタメン 最後の夏吉川君 最後を締めた川上君
赤穂平沢 赤穂春日 松商野球部
赤穂の平沢君春日君も序盤抑えるのは厳しかった   まずはコールド発進
松商野球部

いよいよ全国制覇への道のりがスタートしました。4点をもらってから満塁で4球押し出しはどうだろうか。
投手陣は抑えなくてはと言う責任感もあると思いますが、気負いすぎてもなかなか思うような投球も出来ないかもしれません。
スコアだけみればまずまずですが、頂点を目指すためには序盤で日程にも余裕があるので早めの修正を。

2回戦ヒット

3回戦 丸子修学館 3-2    
松商大坪 丸子修学館三浦 松商野球部
エース大坪君次は頼む 丸子エース三浦君の好投が松商を強くしてくれました  
松商はエース大坪君、吉川君、太田君、川上君の4投手の継投に。公立校の怖さは思わぬ力を発揮し思い切りがいい事です。今日は流れが丸子に行かぬうちの継投
という作戦かは分かりませんが、次も諏訪清陵、松工どちらが来ても手強い相手です。しかし今日のような試合を経験できた事は必ず次につながるはず。みんなが
力を合わせて勝ち取った勝利、まだまだ力を出せるぞ
  3回戦ヒット  
   
4回戦 諏訪清陵 4-3    
松商野球部 松商大坪 諏訪清陵小口
  後半に期待エース大坪君 延長戦から連投でも気迫の投球清陵のエース小口君
松商太田 松商野球部  
ロングリリーフがんばった太田君が勝ち投手    
  4回戦ヒット  
   
準々決勝 地球環境 2-3    
  準々決勝ヒット  
   

松商は同点で迎えた9回裏2死1、3塁のピンチに、足立監督は「勝負するか、満塁策か、自分たちで決めろ」松山直弘主将が伝令に走った。
打席はここまで2安打と好調の地球環境4番打者横田君。

4番を敬遠してこの試合太田君が2三振を奪っている5番打者と勝負するか。松山主将が選択を迫った。

太田君は「逃げたくない、勝負する」と自信を持って即答。

集まった内野陣全員が納得した。

太田君は5回途中から救援、威力のある直球で8回まで1失点に抑え粘りの投球を見せてきた。それだけに山崎君も太田君の判断には異論がなく

「全員で意思統一が図られた」と振り返る。

山崎君のミットは内角低めに構えたが、太田君が最も自信のある直球で本人いわく「ベストボールだった」球が甘く入りライト前に。

太田君は冬場の走り込みや投げ込みを人一倍積み重ねた。

試合後松山主将は「頑張りを知っているから、あの選択に後悔はない」と泣きじゃくる太田君の肩を支えながら言い切った。

涙で目を腫らした太田君は「自分のボールに後悔はない。でもこの仲間ともっと長い夏を過ごしたかった」と声を絞り出した。

山崎君も「逃げてはだめだと思った、あそこで勝負してよかった」

主将の松山君

創部100周年の節目に甲子園出場を期待する声は多く、主将への負担も例年以上に重くのしかかった。106人の部員を束ねる大仕事も。

苦しい時もあったが、「100周年をプレッシャーでなく誇りに思いやってきた。この前向きさがチームを支えた。

「今夏に味わった1球の重みを練習から大事にしてほしい。この借りを来夏と言わず秋に返してほしい」

以上中日、信毎、スポニチ、市民タイムスの記事でした。

そして松商野球部を愛して止まない球友会の小林さんから以下のメッセージをいただきました。

最後の場面、新聞を見てなるほどと思いました。もし昨年、一昨年甲子園の土を踏んでいたなら勝負ではなく勝利にこだわったかもしれません。それだけ甲子園
というのは特別な場所のような気がします。
3年生は入学当初から100周年を期待されて、少し気の毒のようにも見えましたが、3年間よくがんばってくれました。
山崎君は桐光の松井と上の舞台で対戦できるような存在になってほしいです。


近いようで遠い甲子園、
松商が復活してくれる日が待ち遠しいです。
秋の大会もあっという間に。投手を中心とした守りの野球を目指して、厳しい夏を乗り切ってください。新チームに期待。

試合から数時間後夕暮れの松商野球部のグランドには照明が。松山主将の気持ちが後輩に伝わった、そんな一コマ

松商野球部

松商野球部2014目指せセンバツに続く