第88回全国高等学校野球選手権長野大会

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2006第88回全国高等学校野球選手権長野大会

組み合わせ（7・26現在）

2回戦　7月11日　14時（県営長野）

3回戦　7月15日　12時半（県営長野）

4回戦　7月19日　12時半（県営長野）

準々決勝　7月24日　16時（県営上田）

準決勝　7月27日　13時（県営上田）

決勝　7月28日　12時半（県営上田）

２回戦　対上伊那農　12対0　5回コールド

先攻の松商1回の表、1番中島君ピッチャーゴロ、2番丸山君ショートゴロ、3番水上君死球の後、4番古厩君ライトフライ。上伊那農先発の栗田君いい立ち上がり。その裏先発の宮島君、四球は出すも三振を奪い、まずまずの立ち上がり。試合が動いたのは2回表5番堀内君四球、6番田中君がきっちり送って、7番宮島君ライト線にスリーベースで先制！8番奥野君レフトに犠牲フライで島田君セカンドゴロに倒れるも2点。
3回表中島君ファーストゴロ、2番丸山君セカンドゴロ、ここで水上君に一発！、古厩君四球の後、堀内君センター越えでもう１点、田中君も左中間にタイムリー、宮島君左中間ツーベースのタイムリー、奥野君ライトフライに終わるもリードを広げる。
4回表島田君四球、中島君、丸山君が送りバントでランナーを3塁に進め、水上君右中間にタイムリーツーベース！古厩君四球の後、堀内君がレフトに２点タイムリー！宮島君ライト前にタイムリー！奥野君はセカンドゴロ。
5回島田君センター前にヒット、中島君もセンターに、水上君がライトに犠牲フライ！古厩君エラーで出塁も堀内君倒れ、攻撃は終了。
上伊那農の栗田君、エース桑沢君春の雪辱は果たせませんでしたが、１回戦の猛打の打線が、松商エース宮島君からヒットを奪いました。シートノックの時の笑顔は、なかなか出せる物ではありませんが、松商相手にリラックスして向かってくる姿勢だったでしょうか。残念ながら昨夏、今春に続き松商の壁は崩せませんでした。


エース宮島君最後の夏に燃える	上伊那農先発栗田君と桑沢君

力強い打球	鋭い打球	調子のバロメーター水上君のイナバウアー

	機械の故障で校歌はアカペラ

３回戦　対犀峡　17対2　5回コールド

共に前の試合をコールドで勝ち進んだ両校は犀峡２年生エース久田君対松商打線の対決となりました。
２回までは久田君もキレのある変化球で、水上君を抑えるなど失点はしたものの良く投げました。
３回の猛攻、松商の打線は爆発しましたが、３つのアウトを取るまで集中力が切れなかったのはこの先
期待できそうです。
かたや松商１年林君、公式戦初登場でいいピッチングが出来たと思います。打線は水上君の影が薄くなるほど
活発で良かったです。
最後の５回の２失点は、折井君が好投したにもかかわらず、送球ミス３回で相手に献上した失点。
全国レベルの好投手から1点取るのは至難の業。守りのミスはなくさないとけないのですが、点差の開いた試合では
バッティングの方に気がいってしまうかもしれませんが、守りは大事。次の試合に良い薬となりました。


学校の応援も加わる	試合前に縄跳びする犀峡	しっかり円陣

最後まで投げ抜いた久田君	夏の日差し	１年生林君登場

１年生コンビもいい当たり

4回戦　対長野西　8対0　７回コールド

豪雨の影響で３日延びた試合ということで、選手たちのモチベーションが注目された試合。
シートノックでは、打球をぽろぽろで、集中力が足りないのか、雨の影響がそんなにグランドに影響する物なのか
大変心配になりました。
しかし、本番ではノーエラー、前の試合の終盤のミスを引きずる事はなく、安心して見ていられました。
打撃陣は、ビックイニングこそありませんでしたが、確実に、水上君を始め送りバントを決め、点を重ねた所は良かったと思います。長野西のエース金子君も打たれはしましたが、大量点には結びつかない粘投でしたが、松商堀内君の前に打線の援護が、もう少しでした。
いよいよ準々決勝、これからが勝負。


初登場堀内投手	長野西エース金子君

しっかり守って無失策		厳しい球も思い切り

調子を上げて来た宮島君

準々決勝　対上田　3対0　延長10回

試合の順延で天神祭と重なり試合を観戦する事は出来ませんでしたのでテレビ中継を元に、延長10回の表から。
先頭代打の１年生小原君、しっかり見て四球。３番水上君ライト前ヒット！。その時小原君３塁を陥れる好走塁。
４番古厩主将レフト前にタイムリー！続く堀内君、田中君が四球で満塁に。７番宮島君三遊間を抜けるタイムリー！
８番奥野君スクイズを決め３点目。その裏は宮島君しっかり抑え緊迫したゲームを締めました。
上田高校のエース大久保君、松商打線を９回まで0点に抑えたのは、立派だと思います。
松商打線の方は、大久保君の術中にはまった感もありましたが、疲れの見えた10回、失投を見逃さずフライを
打ち上げる事なく、低い打球を打ったのは良かったです。こうなったら上田の分まであと２試合絶対勝つぞー！

準決勝　対佐久長聖　1対4


万全の体調で甲子園のマウンドに立たせて上げたかった宮島君、よく頑張った！	昨秋中信予選、武蔵工大二戦でピンチを救ってからいつもいい所で鋭い打球を放った水上君の涙も忘れる事が出来ません

松商、長聖共に選手同士は意識しあったでしょう。今日の長聖は甲子園、松商を意識しすぎる事なく平常心で戦っているように見え、かたや松商は昨夏の甲子園出場で今年もという思い、長聖に勝てば見えてくる、その思いが、日程の延期で気持ちが入り過ぎてしまい、まるで決勝の緊張感をもってしまったような感じに見えました。信じられないようなミスもそんなところから出たのだと思います。帰りのバスに乗る選手の悔しがる姿を見ても、甲子園に行きたい気持ちの強さが伝わってきました。３年生の皆さんは、ご苦労様でした。２年生の田中君、ボールがてにつかないようで、緊張で頭の中が真っ白だったかもしれません。いい経験を悔しさをバネに来夏は必ず甲子園に行こう！試合が終わった日の松商のグランドはつかの間の静寂が、元気な声が聞こえるのが待ち遠しいです。
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